不動産賃貸借(貸主からの相談)Q&A
不動産賃貸借(貸主からの相談)でよくあるQ&Aをご紹介します。
貸し主、賃貸人、大家さんなどからのご相談です。
【建物編】
(マンション、アパート、ビル、一戸建てなど)
家賃の滞納が続いていた賃借人と話し合った結果、滞納分は分割で支払ってくれることになりましたが、本当に支払われるかどうか心配です。何かいい方法はありませんか。
Q2 ①公正証書とは何ですか。
公正証書を作成するメリットは何ですか。
Q3 ②即決和解とは何ですか。
即決和解するメリットは何ですか。
Q4 マンションを賃貸したのですが、近隣の賃料相場からすると賃料がかなり安いことがわかりました。
賃料額を増額することはできないのでしょうか。
Q5 私はマンションを賃貸しています。
近隣の相場からすると相当安い賃料でしたので、賃借人との間で賃料の増額について話し合いをしましたが、まとまりそうにありません。賃料をどうやって増額するのか、具体的な方法を教えてください。
Q6 私は賃借人に対して、賃料の増額請求をしています。決着するまでの間は従前定めた額の賃料しか請求できないのでしょうか。
Q7 私はAさんに、マンションを賃貸しています。
ところが、Aさんから、「近隣の相場からすると賃料が高いので、減額してほしい。減額の話し合いをしたい。」と言われました。
話し合いに応じなければならないのでしょうか。
Q8 私はマンションを月額10万円でAさんに貸しています。
ところが、Aさんから、近隣の相場からすると賃料が高いとして賃料減額請求権を行使するという通知を受けました。
同通知には、今後、妥当な賃料額として7万円を支払うと書いてあったのですが、差額の3万円を支払うよう請求できるのでしょうか。
Q9 私は、ビルのオーナーです。そのビルの一室をあるテナントに貸しています。
ビルが古くなったのでそろそろ建て替えたいと考えています。
近々、そのテナントとの賃貸期間が満了するので、契約の更新を拒否すれば、テナントに出て行ってもらえますか。
Q10 私は、ビルのオーナーです。そのビルの一室をあるテナントに貸しています。
ビルが古くなったのでそろそろ建て替えたいと考えています。
そのテナントとの賃貸期間が満了するまでまだ10年あるのですが、中途解約して、テナントに出て行ってもらえないでしょうか。
Q11 期間満了や解約を申し入れる場合に必要とされる正当な事由は、どのような場合に認められるのですか。
Q12 私は、店舗として使用可能なマンションの一室をAさんに貸しています。Aさんはそこで美容室を経営しています。
私とAとの契約について、以前は、賃貸期間を10年としていましたが、明け渡しが求めやすいように、1年ごとに契約を切り替えることにしました。
なお、契約を切り替えるにあたり、私が近いうちにマンションを必要としていたとか、マンションが老朽化しているといった事情はありませんでした。
かれこれ数回にわたって契約を切り替えていますが、最新の契約の賃貸期間が満了した場合、更新するかどうかを、私の一存で自由に決められるのでしょうか。
Q13 賃貸人が、期間の定めのない借家契約を終了させるためにはどうしたらよいですか。
Q14 私の所有する建物を3年間に限って貸したいと考えています。契約更新のない借家契約(定期借家契約)を締結することはできますか。
Q15 私は、Aさんとの間で、賃貸期間を3年、契約更新のない借家契約(定期借家契約)を締結しました。
賃貸期間が経過すれば借家を明け渡してもらえますか。
Q16 私は、Aさんとの間で、賃貸期間を3年、契約更新のない借家契約(定期借家契約)を締結しましたが、期間満了により契約を終了させることをAさんに通知しないまま賃貸期間が満了してしましました。
借家契約を終了させるためにはどうしたらよいですか。
Q17 私はアパートの所有者(大家)です。
アパートの一室をAさんに貸していたのですが、Aさんの行方がわからなくなりました。Aさんは帰ってくる気配がなく、賃料も滞納しています。その部屋を別の入居希望者に貸してもよいですか。
Q18 (Q17の場合)どうやってAさんとの契約を解除したらよいのですか。
Q19 (Q18の場合)意思表示の公示送達とはどのような手続なのでしょうか。
Q20 賃借人が賃料を滞納したまま失踪してしまったため、意思表示の公示送達の手続を行いました。
これにより、賃貸借契約は終了しているので、賃借人が残していった荷物を処分していいのですか。
Q21 私の父親がAさんにマンションを貸しています。
そのマンションを私が相続しましたが、今もAさんはそのマンションに住み続けています。賃貸人である父親が亡くなった時点で、賃貸借契約は終了しないのでしょうか。
Q22 私は、マンションをAさんに貸しています。
ところが、賃借人のAさんが死亡してしまいました。Aさんの相続人は妻のBさんだけです。
Aさんが死亡したことにより賃貸借契約は終了したとして、Bさんに対して明け渡すよう請求できますか。
Q23 私は、マンションをAさんに貸しています。
ところが、賃借人のAさんが死亡してしまいました。Aさんに相続人はいませんが、同居していた内縁の妻であるBさんがいます。
Aさんが死亡したことにより賃貸借契約は終了したとして、Bさんに明け渡すよう請求できますか。
Q24 私は、マンションをAさんに貸しています。
ところが、Aさんが死亡してしまいました。Aさんには相続人も、事実上の夫婦関係や養親子関係にあった同居者もいません。
Aさんの死亡により、賃貸借契約は終了しますか。
Q25 私はアパートの所有者(大家)です。
私は、アパートの一室をAさんに貸していますが、最近、私が知らないうちに、第三者がAさんに代わってその部屋に住んでいるようです。
私が尋ねたところ、Bさんが応対し、BさんはAさんからこの部屋を転借していると答えました。
Bさんに出て行くよう請求できますか。
Q26 私は、ある一軒家をAさんに貸しています。
Aさんが退去するにあたり、Aさんから預かっている敷金を原状回復費用に充てたいと考えていますが、何か制約はありますか。
Q27 私は、ある一軒家をAさんに貸しています。
Aさんが退去した後に確認したところ、部屋内部数カ所に猫のひっかき傷を見つけました。
契約上、ペットの飼育を禁止していたので、Aさんに事情を尋ねたところ、Aさんが契約に違反して猫を飼っていたことがわかりました。
猫のひっかき傷を補修するため敷金を使ってもよいですか。